土が疲れてきた。水が安定しない。臭いが気になる。

そんな悩みに、自然界に昔から存在している微生物が力を貸してくれます。

光合成細菌(PSB)は、光をエネルギーに変えながら環境を整える微生物です。

農業・家庭菜園・メダカ飼育・畜産など、幅広い場面で活用されています。

光合成細菌(PSB)とは?

光合成細菌(PSB)は、光合成を行う細菌の総称です。
有機物を分解・循環させる働きを持ち、土壌や水中の微生物バランスを整える役割を担っています。
自然の代謝機能によって環境に作用する微生物であることが特徴です。

光合成細菌(PSB)の主な用途

農業・家庭菜園
土壌中の有機物分解を助け、作物が育ちやすい環境づくりをサポートします。
連作で疲れた土の改善にも活用されています。


メダカ・観賞魚の水質管理
飼育水中の有機物を分解し、水質を安定させる働きがあります。
メダカの稚魚飼育や、観賞魚の飼育環境を整えたい方に広く使われています。


水質環境の改善
有機物の分解を助けることで、水の濁りや臭気の抑制が期待できます。
農業用水やため池、排水環境など、屋外の水環境にも活用されています。

畜産環境
飼料への添加や施設環境の改善に利用されています。
菌体にはビタミン・ミネラル・アミノ酸が含まれており、家畜の健康維持への活用も期待されています。

▶ 実際の使い方・活用例はこちら
使い方や具体的な活用方法を詳しく解説しています

▶ 商品一覧はこちら
用途に合わせてお選びいただけます

根圏と光合成細菌あと一歩の品質差は、土で決まる。

根の周囲には、根が分泌する有機物をエネルギー源として、
さまざまな微生物が集まる「根圏」と呼ばれる領域があります。

光合成細菌はこの根圏に作用し、
有機物の分解や微生物環境のバランスを整えることで、
根が栄養を吸収しやすい状態へと導きます。

肥料だけでは作れない「土の状態」に働きかけ、
微生物の力で、根が本来持つ吸収力を引き出します。

根張りが整うことで、地上部の生育や果実の品質にも変化が現れます。

根が変わると、作物の仕上がりも変わります。

特に、根の状態が品質に直結しやすい作物において、
多く活用されています。

■ 作物別の活用例

【果菜類】

メロン — 糖度や品質は根の状態に大きく影響し、高級ブランド栽培との相性が良い
スイカ — 根圏が広く、根張りが糖度や肉質に関係する
パプリカ・ピーマン — 長期栽培で根の疲弊が起きやすく、根圏環境の維持が重要

【根菜類】※変化が現れやすい

人参 — 根そのものが商品。形・色・甘みに影響する
大根 — 根の肥大や食感に関係する
ゴボウ — 根圏微生物との相互作用が大きい

【葉菜・香草類】

ほうれん草 — 根の吸収状態が葉の栄養価に影響する
バジル・パクチー — 香り成分は栄養状態と深く関係し、環境によって変化が現れる

【果樹】

ブドウ(マスカット等) — 根圏管理が糖度や粒の状態に影響しやすい
桃・梨 — 長期栽培において根の状態維持が重要
柑橘類 — 永年作物として、根圏環境の改善に活用される

光合成細菌(PSB)の種類

紅色非硫黄細菌

特徴:
見た目が赤色で、硫黄化合物を必須としない光合成細菌です。
有機物や水素などを利用して成長し、酸素の有無に関わらず増殖できる特徴があります。
培養しやすく、農業・水産・水質管理など幅広く利用されています。

※当サイトは主にこちらの菌について記載しております。

紅色硫黄細菌

特徴:
紅色非硫黄細菌と同様に赤色ですが、硫化水素などの硫黄化合物を利用する光合成細菌です。
主に酸素の少ない環境で生育します。

緑色硫黄細菌

特徴:
緑色をした光合成細菌で、硫黄化合物を利用して光合成を行います。
弱い光でも生育できる特徴があります。

光合成細菌(PSB)のメリット・効果

土壌環境の改善

光合成細菌は土壌中の有機物の分解を助け、微生物環境を整える働きがあります。
その結果、団粒構造の形成など、作物が育ちやすい土壌環境づくりに役立つとされています。

連作障害の軽減

光合成細菌は土壌中の有機物を分解し、土壌環境を整える微生物として利用されています。
この働きにより、連作による土壌環境の悪化を抑えることが期待されています。

作物の生育サポート

光合成細菌は土壌環境を整えることで、作物の根張りや生育環境の改善に寄与するとされています。
健全な土壌環境づくりを通じて、作物の生育をサポートします。

堆肥づくり

堆肥づくりの過程で光合成細菌を活用することで、有機物の分解を助け、堆肥化をサポートするとされています。
微生物環境を整えることで、良質な堆肥づくりに役立つとされています。

悪臭対策

光合成細菌は有機物を分解する働きがあり、畜産施設や堆肥などの臭気管理に利用されることがあります。
臭気の軽減や環境改善が期待されています。

畜産の飼料に混ぜて活用

光合成細菌を畜産の飼料に添加することで、家畜の健康や生産性の維持・向上が期待されています。
菌体にはビタミン、ミネラル、アミノ酸などが含まれており、栄養バランスの補助に役立つとされています。

水質環境の改善

光合成細菌は有機物を分解する働きにより、水中の環境改善にも利用されています。
農業用水やため池、排水環境などの水質管理に役立つとされています。

魚介類の養殖

光合成細菌は養殖環境において、水質環境を整える目的で利用されています。
飼料への添加などにより、飼育環境の安定化に役立つとされています。

メダカや観賞魚の飼育

光合成細菌は、メダカや観賞魚の飼育環境において、水質環境を整える目的で利用されています。
飼育水中の有機物分解を助け、環境づくりに役立つとされています。

光合成細菌(PSB)の匂いについて

光合成細菌には特有の匂いがありますが、雑菌を抑え、光合成細菌が優位に保たれた状態では、不快な臭いは大幅に軽減されます。

秀玄では、その培養環境を徹底して整えることで、日常使いでも気になりにくい製品をお届けしています。

光合成細菌(PSB)はこんなお悩みに

・連作で土の状態が悪くなってきた
・堆肥や畜産の臭いが気になる

・水質が安定しない
・作物の生育環境を整えたい

このようなお悩みに対して、光合成細菌は環境改善の一助として活用されています。

▶ 光合成細菌(PSB)原液・培養液はこちら

よくあるご質問・詳細情報

光合成細菌(PSB)はなぜ空気を抜くの?培養時の理由を解説

紅色非硫黄細菌は通性嫌気性菌で、酸素がある環境でもない環境でも生存することができます。
しかし、光合成細菌の培養時や保管時には、容器内の空気をできるだけ抜くことが推奨されています。

これは、酸素が多い環境では好気性菌などの他の微生物が増殖しやすくなるためです。
培養液中に酸素が多く残っている場合、これらの微生物が優勢となり、光合成細菌の増殖に影響する可能性があります。

主な影響としては、以下の点が挙げられます。

競合
他の菌が同じ栄養源を利用することで、紅色非硫黄細菌の増殖が抑えられる可能性があります。

代謝産物の影響
他の菌が生成する代謝産物が、生育環境に影響を与える場合があります。

培養環境の変化
他の菌の増殖により、pHや酸素濃度、栄養バランスなどが変化し、適した環境が損なわれる可能性があります。

このような理由から、培養環境をできるだけ無酸素に近い状態に保つことが、紅色非硫黄細菌の安定した増殖につながるとされています。

※培養完成後はキャップをしっかり締めていれば、内部に多少の空気が残っていても大きな影響はありません。

光合成細菌(PSB)のpHはなぜ弱アルカリ性になる?原因を解説

光合成細菌を培養した活性液は、pH8前後の弱アルカリ性になることが多くあります。
これは、培養過程における光合成細菌の代謝活動などが影響しています。

主な要因として、以下の点が挙げられます。

1. 代謝活動による影響

光合成細菌は有機物を分解する過程で、さまざまな代謝産物を生成します。
その中にはアルカリ性の性質を持つ物質も含まれており、pH上昇の一因となります。

アンモニアの生成
有機窒素化合物の分解により生成されるアンモニアは弱アルカリ性であり、培養液のpHを上昇させる要因となります。

有機酸の消費
光合成細菌は有機酸を利用するため、酸性成分が減少し、相対的にpHが上昇する傾向があります。

2. 二酸化炭素の取り込み

光合成の過程で二酸化炭素(CO₂)が消費されることで、水中の酸性成分が減少し、結果としてpHが上昇する場合があります。

3. 培養条件の影響

培養環境もpHに影響を与えます。
栄養バランス、温度、光の強さ、酸素の有無などにより代謝活動が変化し、pHの変動につながります。

・栄養バランスの違い → 代謝産物の変化
・酸素環境の違い → 代謝経路の変化

これらの要因が組み合わさることで、光合成細菌を培養した活性液はpH8前後の弱アルカリ性になることが多いとされています。

光合成細菌(PSB)は他の微生物と一緒に培養できる?併用時の注意点

乳酸菌、酵母菌、納豆菌などの有用微生物は、それぞれ異なる働きを持っており、光合成細菌と併用して使用されることもあります。
これらを組み合わせて使用することで、環境づくりに役立つ場合があります。

ただし、これらの微生物と光合成細菌を同一容器で培養することは難しく、効率が低下する可能性があります。
主な理由は以下の通りです。

1. pH環境の違い

各微生物は適したpH環境が異なります。
例えば、乳酸菌は酸性環境を好む一方、光合成細菌は中性〜弱アルカリ性で増殖しやすいとされています。

2. 光条件の違い

光合成細菌は光を必要とするのに対し、乳酸菌や酵母菌は光を必要としません。
このため、培養条件に大きな違いがあります。

3. 必要な栄養素の違い

乳酸菌や酵母菌は主に糖質を利用しますが、光合成細菌は有機酸やミネラルなどを主に利用します。

4. 微生物間の競合

異なる菌種を同一環境で培養すると、栄養の奪い合いや代謝産物の影響により、特定の菌が優勢になる場合があります。

これらの理由から、光合成細菌と他の有用微生物は培養環境および保管環境を分けることが推奨されています。

ただし、培養後にそれぞれを併用して使用することは可能とされています。

光合成細菌(PSB)は安全?人体への影響について解説

光合成細菌(PSB)は、農業や水質管理、観賞魚の飼育など、さまざまな分野で利用されている微生物です。

一般的に、人体に対して病原性が確認されていない安全性の高い微生物とされています。
「細菌」という言葉から不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、ここでは光合成細菌の安全性についてご説明いたします。

バイオセーフティーレベル(BSL)について

細菌にはさまざまな種類があり、有益なものもあれば病原性を持つものも存在します。
これらの安全性を判断する指標の一つが**バイオセーフティーレベル(BSL)**です。

BSLは、WHOなどのリスク分類を参考に、リスク群1〜4に分類されており、
一般的に数字が小さいほど人への危険性が低い微生物とされています。

・リスク群4:エボラウイルスなどの高リスク病原体
・リスク群1:人に対して病原性が確認されていない微生物

光合成細菌の安全性

光合成細菌の中には、ロドバクター(Rhodobacter)やロドシュードモナス(Rhodopseudomonas)などが知られており、
これらはリスク群1に分類される微生物として研究分野でも扱われています。

このような背景から、農業や水産分野などで利用されている光合成細菌は、
安全性の高い微生物として環境づくりに活用されています。

そのため、
安心してご利用いただける微生物とされています。

免責事項

当ウェブサイトに掲載されている情報は、正確性や最新性を保つよう努めていますが、内容について完全性を保証するものではありません。また、これらの情報を基に行われた行動によって生じた損害については、一切の責任を負いかねます。また、当店は予告なく、ウェブサイトの内容を変更、更新、または一時的・永久的に中断・終了する権利を有します。さらに、第三者のウェブサイトへのリンクについても、その内容や責任については関与いたしません。当ウェブサイトに掲載されているすべてのコンテンツ(テキスト、画像、デザイン、ロゴなど)は、著作権法によって保護されています。無断での転載・複製を禁止します。

運営者情報

光合成細菌PSB専門店 秀玄
山口県岩国市より光合成細菌を直送しています。

運営責任者:木村 秀政