光合成細菌の使用例と期待される効果
光合成細菌は肥料ではなく、土壌や環境を整える微生物です。肥料のように直接的な栄養供給を行うものではなく、他の微生物の活動をサポートし、環境を改善する役割で使用されています。また、効果は保証されるものではなく、個人差や使用環境によって結果が異なる場合がありますので、予めご了承ください。
光合成細菌を使用する際の注意点
初めてご使用される場合は、低濃度からお試しいただき、使用環境に合わせて状態を観察しながら徐々に濃度を調整してください。

土壌改善
期待される効果:光合成細菌を使用することで、土壌中の放線菌が増加し、土壌環境が整うことで、植物の健全な成長をサポートします。
使用方法:100~500倍に薄めた光合成細菌を毎日~14日に1回定期的に潅水します。
※ 濃いものを一度に使用するよりも、回数を重ねる方が効果的です。

稲作
期待される効果:光合成細菌の使用により、硫化水素や悪臭の原因となるメルカプタンなどの有害物質が分解され、根腐れ防止やガス沸き抑制、根張りの強化が期待されます。
使用方法:水深を浅め(2センチ程度)にし、水尻を止め、10アール(300坪)あたり10リットルを水口から流し込みます。
使用時期:田植え1週間後、出穂1カ月前に使用します。

堆肥促進
期待される効果:光合成細菌を使用することで堆肥中の微生物(特に放線菌)が活性化し、有機物の分解が促進され、堆肥の熟成が早まり、質の高い堆肥が得られることが期待されます。
使用方法:100~500倍に薄めた光合成細菌を散布します。
使用頻度:環境や堆肥の進行状況によりますが、最初は毎日1回を目安にし、堆肥の進行に応じて頻度を減らしてください。

畑作
期待される効果:日照不足や冷害による生育不良時に、光合成を助けることで、色上げや糖度の上昇、鮮度の維持、収穫量の増加が期待されます。
使用方法:100倍~500倍に希釈して葉面散布を行います。
使用頻度:葉面散布は1週間~10日に1回程度。
※梅雨期は回数を増やすとより効果的です。

蓮田
期待される効果:化水素の分解によるガス沸きの抑制、成長促進、残渣分解が期待されます。
使用方法:10アールに10リットルを流し込む。
初期:定植後に1回散布します。
生育期:1ヶ月に1回の頻度で散布します。特に生育が活発な時期には2週間に1回の頻度で使用すると効果が高まります。
収穫後:残渣分解のため、収穫後に1回散布します。
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果樹栽培
期待される効果:光合成を助けることで、色上げや糖度の上昇、鮮度の維持、収穫量の増加が期待されます。
使用方法:100倍~500倍に希釈して葉面散布を行います。
使用頻度:葉面散布は1週間~10日に1回程度。
※梅雨期は回数を増やすとより効果が期待できます。

観賞用花卉・多肉植物
期待される効果:光合成を補うことで成長促進が期待され、植物の自然な生育環境を整えます。
使用方法:100倍~500倍に希釈して葉面散布を行います。
使用頻度:葉面散布は毎日~2週間に1回程度。

畜産
期待される効果:家畜糞尿の臭気低減や滑り改善が期待されます。
使用方法
- 酪農、乳牛:10倍~50倍に希釈し、牛舎床、尿路、尿溜めなどに散布。
- 養鶏、養豚:100~500倍に希釈し噴霧。
使用頻度:週に1回~2回程度。

養鶏
期待される効果:鶏の健康と成長の促進、免疫力の向上、卵の質向上、卵黄の黄橙化が期待されます。
使用方法:水に対して2%~10%の光合成細菌を加え、毎日与える。または、水で100倍~500倍に薄めた光合成細菌液を飼料に混ぜて与える。
使用頻度:水に混ぜる場合は毎日、飼料に混ぜる場合は週1~2回。

芝生
期待される効果: 期待される効果:光合成細菌を利用することで、土中の放線菌が増え、芝生の品質向上が期待されます。
使用方法: 200~500倍に希釈して噴霧。
使用頻度: 毎日~2週間に1回。
※回数を重ねると効果的です。

メダカ・ゾウリムシ・ミジンコ・観賞魚
期待される効果:水質浄化、有害有機物の分解、餌となる微生物の増殖、針子の餓死予防、ゾウリムシやミジンコの餌など。
使用例:10リットルに5~10ミリリットルを添加。
使用頻度:1~2日に1回。
※針子育成時は1日1回添加。

ため池の水質浄化
期待される効果:硫化水素の分解によるガス沸きの抑制、藻類の抑制、水質の改善が期待されます。
使用方法:水量1000リットル(1トン)につき、1~2リットルの光合成細菌を池全体に投入します。
使用頻度:1週間に1回。
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よく使用されている作物と植物の一覧
穀物類
米(イネ)、小麦、トウモロコシ、オオムギ、ライムギ、オート麦、ソルガム、キビ、アワ、ヒエ
果菜類
トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、ズッキーニ、カボチャ
葉菜類
キャベツ、レタス、サニーレタス、ホウレンソウ、コマツナ、セロリ
根菜類
ニンジン、ダイコン、ジャガイモ、サツマイモ、レンコン
花菜類
ブロッコリー、カリフラワー
香味野菜類
ニンニク、タマネギ、ラッキョウ、ショウガ、ネギ、シャロット
果物類
イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、キウイフルーツ、メロン、スイカ、パイナップル、グレープフルーツ、レモン、オレンジ、ライム、マンゴー、パパイヤ、アボカド、ブドウ、プラム、サクランボ、桃、リンゴ
ハーブ類
バジル、ミント、ローズマリー、タイム、オレガノ、セージ、ディル、コリアンダー(シラントロ)、チャイブ、レモングラス、タラゴン、フェンネル、マジョラム、大葉
花卉類
バラ、チューリップ、ペチュニア、カーネーション、キク(菊)、ゼラニウム、ベゴニア、ガーベラ、ヒマワリ、ポインセチア、シクラメン、サクラソウ、フリージア、アスター、デイジー、ラナンキュラス、コスモス、パンジー、ポピー、アンスリウム、アンドレアナム、カラテア
多肉類
アロエ、サボテン、エケベリア、セダム、クラッスラ、アガベ、カランコエ、ハオルチア(竜麟、十二の巻など)、リトープス(生け石)、グラプトペタルム、セネシオ、フェンストリア、コノフィツム、エスピストア、アドロミスクス、ペペロミア、サンセベリア、パキフィツム、ダドレア、アエオニウム
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