2023/10/03 13:37

メダカを飼いたい方必見!光合成細菌の活用で期待される効果や培養方法などを解説

光合成細菌には硫化水素を分解する効果があり、定期的にメダカの水槽に入れることで棲みやすい環境を保つのに役立ちます。また、針子に与える飼料としてもおすすめです。

メダカの針子育成に光合成細菌がおすすめ!効果や使用方法を解説

光合成細菌PSBは多様な効果を持ち、手軽に培養できるといった特徴から、メダカの飼育にも活用されています。こちらでは、メダカの飼育における光合成細菌の効果や使用方法などをご紹介します。

光合成細菌の活用で期待される効果

メダカの育て方には様々な方法があります。その中で光合成細菌を活用する方法には、次のような効果が期待できます。

・水質が浄化される

まず光合成細菌は植物と異なり、光合成を行う際に二酸化炭素使わず、硫化水素など有害物質を分解するのが特徴です。ろ過フィルターを設置した水槽の場合、きれいな水質を維持しやすいですが、徐々にフィルターが目詰まりしたり、ヘドロ状の汚れが溜まったりして、硫化水素が発生することもしばしば起こります。このとき、光合成細菌を加えることで硫化水素が分解され、水槽内の水質浄化を図れるのです。

・メダカが元気に育つ

メダカはきれいな水を好んでおり、水質が悪化すると病気になりやすいです。光合成細菌を使うと水質が浄化されるため、きれいな環境で健康かつ元気に育つ可能性が高まります。その結果、水カビ病などの病気にもかかりにくくなることが期待できます。
ただし、直接的な症状の改善や治療の効果はありませんので、すでに病気にかかっている場合はご注意ください。

・針子の生存率が上がる

メダカの針子は成魚と比べて死んでしまう確率が高く、中でも餌の与えすぎによる水質悪化での死因が非常に多いです。しかし、針子の成長には豊富な栄養が必要であり、常に餌がある状態を作る必要があります。光合成細菌は針子の餌としておすすめです。光合成細菌は針子の餌として使用する事の他に、他の微生物を増やすというメリットがあるので、針子の棲みやすい環境を維持しやすく、生存率向上につながります。

光合成細菌の使い方

光合成細菌は、添加する量と頻度がポイントになります。

まず、適量は1Lあたり0.5~1mlです。60cm水槽(60L)なら30~60ml、90cm水槽(180L)なら90~180mlという計算になります。回数は1日1回が目安です。※入れすぎても問題ありません。

光合成細菌の培養方法

光合成細菌は自宅で簡単に培養できます。一般的にエビオス錠や市販の専用培基などを用いる方法もありますが、こちらでは培養精度の高い光合成細菌 PSB 専門店 秀玄で販売する商品を使った培養方法をご紹介します。

<用意するもの>

  • 光合成細菌原液
  • 光合成細菌培養液
  • 水(カルキ抜きは不要)
  • 培養容器(ペットボトル、ウォータータンクなど)
  • 計量カップ、プッシュポンプ、ロートなど

<培養方法>

  1. 培養容器に光合成細菌を10~50%入れる
  2. 水を満タン近くまで注水する
  3. 培養液を全水量の0.5%入れる
    ※例:500ml容器…0.25ml、2L容器…10ml
  4. 空気が入らないよう水を注水し、蓋をする
  5. 日当たりの良い場所に置く

1~2週間ほど経つと濃い赤色となり、培養完了です。完成した光合成細菌は種菌としても使えるため、上記の手順を繰り返してさらに増やせます。


メダカの飼育に光合成細菌を活用しよう!


メダカを飼育する際に最も重要となるのが水質管理です。また、針子を餓死させないための対策なども欠かせません。光合成細菌PSBを活用することで、メダカが快適に過ごせる水質や飼育環境を整えられます。


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