2023/10/03 13:26

光合成細菌専門店が解説!メダカの平均寿命と長生きさせるためのコツ

メダカの平均寿命は野生の場合は1~3年、飼育環境の場合は2~5年です。水質と水温を管理し、水質浄化をこまめに行うことでメダカが長生きしやすい環境を整えられます。水質浄化には光合成細菌が役立ちます。

水質浄化でメダカに最適な環境づくりを!メダカが長生きする環境とは

これからメダカを飼ってみたい方にとって、寿命は気になる点の一つではないでしょうか。こちらでは、メダカの平均寿命や主な死因、メダカが長生きする環境づくりのポイントをご紹介します。

メダカの平均寿命

メダカの寿命は個体差によって異なり、また野生と飼育環境下でも変わってきます。
例えば、野生のメダカは田んぼ・用水路・小川・池などに生息しており、平均寿命は1~3年です。大きな魚や鳥・水生昆虫・台風や干ばつといった自然の影響を受けやすいため、飼育環境のメダカと比較すると平均寿命は短めです。

一方、飼育環境下にあるメダカの平均寿命は2~3年、中には5年ほど生きる個体もいます。質の良い餌があり、安全な場所で天敵に襲われる心配が少ないといった理由から、野生のメダカよりも長生きする傾向です。

メダカが死んでしまう原因

飼育しているメダカが長生きしやすい環境を整えるにあたり、寿命以外で死ぬ原因についても確認しましょう。

・過密環境

メダカの数が多すぎると酸欠になりやすく、十分なスペースがないことでストレスが溜まってしまいます。また、フンや食べ残しが増えることで、水質悪化の原因になります。汚れた環境によって免疫力が低下すると体調不良を引き起こしたり、病原体や寄生虫などに感染したりして、寿命を早めてしまうおそれがあります。

・餌の与えすぎ

メダカの成魚は餓死する事は殆どありません。逆に餌を与えすぎると食べ残しによる水質悪化を誘発し、病気になったり、死んでしまう事があります。

・水温が不適切

メダカが生存できる水温は0~42度が目安といわれており、43度を超えると、高い確率で死んでしまいます。また、水温の急激な変化は水質悪化より、死んでしまう事が多いです。

・日光浴不足

日光浴不足もメダカの寿命が短くなる要素の一つです。日光を浴びることで、成長に必要なビタミンDやビタミンAが体内で生成されます。しかし、日光が不足するとビタミンが生成されず、成長不足などに陥ります。

長生きする環境づくりのポイント

メダカが過ごしやすい飼育環境を整えたい場合、以下のようなポイントがあります。

・水槽に合った数で飼育する

メダカを育てる水量の目安は1Lあたり1匹です。例えば20匹飼いたい場合、単純計算で20Lの水槽が必要になります。容器は広ければ広いほど、水質悪化も時間がかかり、成長も早くなります。

・水質と水温の管理

メダカに適した水質は弱酸性もしくは弱アルカリ性です。理想のpHはpH7.0、適した水温は18~28度です。水槽の水質は徐々に酸性に傾くため、定期的にカルキを除去した水で水換えし、中性になるように調整します。室内で飼う場合はヒーターとろ過フィルターを使って、水温を18~28度に保ちましょう。

・水質浄化を図る

水槽の水は食べ残しやフンなどで汚れていきます。メダカはきれいな水を好みますので、ろ過装置を設置したり、定期的に水換えをしたりして水質浄化を図りましょう。水質浄化には光合成細菌の活用もおすすめです。

・日光浴をさせる

必要なビタミンを生成できるよう、十分な日光浴をさせることもポイントです。ただし、水温が上昇しすぎないよう注意が必要です。

・メダカの健康状態をこまめにチェックする

メダカの病気も、早期発見・早期治療が大切です。他の個体へ感染することがないように、メダカの泳ぎ方や体表に異常がないかこまめに観察してください。

・外敵対策を講じる

室外で飼育する場合、鳥類や猫、アライグマや水生昆虫などに狙われるおそれがあります。水槽にネットやフタを被せるなど、メダカにとって危険な生き物の侵入を防ぐといった対策が必要です。

メダカが快適に過ごせる環境を整えるなら!


メダカの寿命は飼育環境によって異なります。飼育環境が悪いと、平均寿命より早く死んでしまうことも珍しくありません。メダカを長生きさせるためにも、適した飼育環境を整えることが重要です。水質浄化も快適な環境づくりに欠かせない作業で、ろ過装置の設置や定期的な水換えなどを行います。光合成細菌も水質の浄化に役立ちます。水槽の水に適量の光合成細菌を入れるだけと、使い方も簡単です。

・メダカ飼育に使えるPSBと培養液はこちらから

Amazon

楽天市場

ヤフーショッピング